小説「北本市議会」(2018年9月~)
執筆の背景
北本市議会で実際に起こったことをヒントとして、小説の形にしました。拙文ではありますが、お読みいただければ幸いです。
私は何かの巡り合わせで、平成23年から北本市議会議員を勤めています。
市議会議員は、選挙という洗礼を受けて、その職に就きます。支援してくれる人々がいて初めて当選できます。
平成27年に2回目の当選を果たした直後に、支援者の一人に言われた一言がショックでした。「市議会議員が何をしているのか、全く分からない」という言葉でした。
国会議員に関して言えば、小説や映画、あるいはテレビドラマに登場することがあり、イメージができます。しかし、最も身近な市町村議員が、どのような活動をしているのかは、確かに伝わっていません。このような問題意識を持ちながら、長い時間を費やしてしまいました。
漸くにして、自分なりの解答としたのが、小説の形で、市議会の世界を描くことでした。
本書は、企業が外部コンサルティングを活用するためのガイドブックです。
具体的に言えば、コンサルティングを利用する目的や意味は何か、コンサルティングにはどのような領域があるか。また、コンサルタントを見つけ、依頼するにはどうしたらよいか、一般的な手順はどのようなものか、報酬はどの程度なのかについて説明したいと考えています。
画像をクリックすると、「戦略経営のためのコンサルティング活用法」を閲覧できます。
■コンサルティングを導入するとき/
■第1章 なぜコンサルティングが必要なのか/
■第2章 コンサルティングの手順と内容/
■第3章 コンサルタントの 選定と活用のポイント/
■第4章 コンサルティングの料金体系はどうなっているのか/
■第5章 コンサルティングにはどのような領域があるか/
■第6章 コンサルティングに必要な知識と能力/
■第7章 コンサルティング、今後の課題と展望理論
「十一面観音殺人事件」執筆の背景
この作品は、2年以上を費やして、2003年に書き上げたものです。
当時、人の心は、いわゆる健常者であっても多重性があるという考えが、私の頭の中で醸成されていきました。
皮相的な理解でしかありませんが、フロイトやユングの心のモデル、また、交流分析のエゴグラムなどが、私の「心」の認識のベースになっていました。
また、「24人のビリーミリガン」などにより、多重人格、あるいは解離性同一性障害など、医学的にも認知される時代になっていました。
決定的だったのは、2000年9月に発行された、岡野憲一郎著「心のマルチ・ネットワーク」(講談社現代新書)との出会いででした。さらに、友人から唯識仏教の思想を紹介されたことにより、私の「人の心」モデルはほぼ完成したと思います。
そして、私自身が到達した、この認識を人に伝えたい、その手段としてミステリー小説という手段を使おうとしたわけです。
小説の執筆過程において、神の啓示を受けて、操られるように書き進んだという話を耳にしますが、私の場合もそうでした。
書き始めた時点では、多重人格のシンボルである「十一面観音」は、ストーリー展開の中に考慮されていませんでした。
物語の舞台に選んだ、東京の四谷、埼玉の秩父、さいたま市の神社などは、私が土地勘があるという理由からでした。
しかし、書き進める中で、現地の取材を行うと、四谷には「潮見観音」という十一面観音像があり、秩父観音霊場には、6体の十一面観音があることがわかったのです。
また、秩父とさいたま市は、夜祭と大歳まつりが、酉の市第二波の流れとして繋がっていることもわかりました。
さらに、最初の殺人は剣道の達人の犯行と推察されたわけですが、秩父は甲源一刀流という流派発祥の地であることも、後からわかりました。
以上のような背景のもと書かれた小説「十一面観音殺人事件」を、是非お愉しみください。 ⇒小説はこちらからご覧ください。